家事事件
遺産分割、遺言、相続、離婚、養育費、成年後見など※この他にも多数の事例があります
家事調停(夫・申立人)
-
離婚・面会交流
相手方からDVがあったと主張され、子どもとの面会交流を拒否されています。(相談の概要)
妻と1歳ほどの子どもと暮らしていました。
元々、子どもが生まれる前から、妻より、暴言を吐かれ、ケンカになることが多々あったのですが、子どもが生まれてから、妻の暴言がエスカレートし、私の家事、育児の手際が悪いと文句を言われ、私の人格を否定する発言が増えて日常的になっていました。その中で、私も、我慢ならないことがあり、物に当たってしまったことがありました。
やがて私もうつ症状が出てきてしまい、妻と会話することもままならなくなり、結局、妻は子どもを連れて家を出ていきました。
もちろん、養育費は支払いますが、子どもと会いたいのに、妻からは、私にDVがあったと主張し、子どもとの面会を拒否しています。
(事案の処理と解決)
調停を申し立て、相手方の言い分も聞きながら、必要に応じて、相手方の非も指摘しつつ、依頼者が家事、育児に熱心であったこと、子どもとの関係は悪くないことなどを説明し、また、家庭裁判所調査官の調査を求め、根気強く試行的に面会を実施する流れをつくりました。
試行的面会も速やかには実施されませんでしたが、間接的な面会などを粘り強く続けた後、代理人が立ち会って直接面会を実施することができ、無事、継続的に面会を実施していく内容で調停を成立させることができました。
前橋家庭裁判所にて調停成立